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2008.10.15 UPDATE


土屋嘉久のシネマ紹介

どうも、つっちぃです。この「死ぬまで愛して」ではなく、「シネマde愛して」では、最新のおすすめ映画をご紹介。毎月何本も試写した映画の中から独断と偏見で勝手に選び、僕なりの評価や採点をしちゃいます。それを信じるも信じないのもあなた次第! さあ、それでははじめましょう!

イエスタデイズ ©2008 YESTERDAYS FILM PARTNERS

イエスタデイズ 監督:窪田崇
原作:本多孝好(『FINE DAYS』収録・祥伝社刊)
脚本:清水友佳子
CAST:塚本高史/國村隼/和田聰宏/原田夏希/カンニング竹山/蟹江一平/中別府葵/高橋惠子/風吹ジュン
2008年/日本/119分 配給:エスピーオー
●公式サイトへ

2008年11月1日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー!


32年前、父が描いたスケッチブック。
それを開くとき、奇跡の出逢いが訪れる―

お前に頼みたいことがある……。
ある日、聡史は余命わずかな父から連絡を受け病院へ駆けつけた。お互いの間柄が疎遠になっていたふたり。父は久しぶりに会った息子に心にしまってきた大切な願いを託し、古ぼけた一冊のスケッチブックを手渡す。戸惑う聡史だったが、父の熱意に心動かされ、32年前の父の青春の軌跡をたどり始める。

スケッチブックに描かれた美しい少女は? 見知らぬ風景は? やがて絵に導かれるかのように聡史の身の回りで不思議な出来事が次々と起こっていく……。

世代を超えて、最も注目を集めている人気作家・本多孝好の
40万部を超える大ベストセラーが、感動の映画化!

原作は「MISSING」「真夜中の五分前」など新世代の作家として、圧倒的な人気を誇る本多孝好の代表作。主人公・聡史を演じるのは「木更津キャッツアイ」シリーズ、『陰日向に咲く』など映画・TVで活躍が続く塚本高史。父親役にTV「パンドラ」、「芋たこなんきん」の実力派・國村隼を迎え、TV「東京湾景〜Destiny of Love〜」の和田聰宏、TV「ハチミツとクローバー」の原田夏希。

そのほかカンニング竹山、ベテラン女優の高橋惠子、風吹ジュンなど強力助演陣が脇を固めた。主題歌「イエスタデイズ〜大切な贈りもの〜」を歌うのは、人気急上昇中のシンガーソングライター・榎本くるみ。いま映画は新しいヒューマン・ファンタジーの世界を拓いた。



(つっちぃ評)
この作品をどう説明したらいいものか……僕のつたない文章では到底表現しきれない、最高に上質で愛情にあふれた作品に出会えました。

それは、うわべのやさしさや打算的な気遣いなどが当たり前のようになり、相手を表面的にしか捉えられなくなっている昨今。人と人の繋がりが希薄となり、ますます個人化が進む現代に於いて、誰もが本当のやさしさや思いやりの意味について忘れかけているように感じます。古くから日本の美徳ともいわれている、自分を犠牲にしてまでも相手のことを思いやる心。そんな、私たちが忘れてしまっている“思いやりの心”の本質に迫ったこの作品は、感動作などといったありきたりの言葉では物足りない、類い稀な映画です。

もちろん、そのストーリーでは父親と息子の確執といった親子関係を軸に描かれていますが、恋人や夫婦、友人、上司と部下などにも触れ、どんな関係であっても相手を思いやる心には変わりのないことを教えてくれます。そして、それを受け取る側についても、表面的な言葉や態度ではなく、その裏に込められた相手の深い思い(=愛情)を汲み取る大切さに気づかせてくれます。

つまりこれは、僕なりの表現をするならば“気づきの(ための)映画”といえるのではないでしょうか。やさしい言葉や態度ばかりが本当のやさしさではなく、相手を思いやる心に自我は生まれない。そんな無償の愛を描いたこの作品を、ひとりでも多くの方に観ていただき、自分の身近にある本当の愛に気づいていただきたいと思います。


フムフム度 つっちぃつっちぃつっちぃつっちぃつっちぃ 監督曰く、作品の裏テーマは“決断”とのこと。人生に何か迷い事のある人は必見。


土屋嘉久
カリスマ・バーテンダー:つっちぃ

年齢不詳。新聞配達、レストランの皿洗い、ショーダンサー、アンティークショップの店長、学習教材の営業、引っ越し業、高級会員制クラブの黒服、プールバーのマネージャー、カジノのディーラー、店舗設計の現場監督、モデル、イラストレーター、広告のコピーライター兼クリエイティブディレクター、WEBクリエイターなどなど、多種多様な職歴を持つ。東に悩める人があれば人生を説き、西につぶれそうな店があれば、バイトに励む。現在は、雑誌の編集の傍らいろいろなお店を渡り歩くさすらいのバーテンダー。
※つっちぃへの励ましのおたよりはこちらまで。



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