
まず「ショッピングは好きですか?」と聞くと、「もぉぉぉ〜、だぁい好きっ!」と力強く答えてくれた康子ちゃん。
「私のことを良く知っている人は“買い物依存症”って思っているかも。依存症とは違うんですよね。依存症の人は買えば満足して、紙袋のまま家に置いてあったりするでしょ。私の場合、買ったらすぐ身に着けるタイプ」
たとえば上着を買ったら、スグにその場で着てみないと気がすまなくて、着ているお洋服に合わなければ、合うものをまた買い足してしまうほど。
「親がいまだに言うんですよね。私は2歳くらいのころから、洋服好きに目覚めていて、デパートで試着をすると、試着室から出てきたとたん、デパート中を逃げ回っていたんですって。親と店員さんが、それを追いかけて! 子どもながらに、買ってもらえなければ脱がされるってわかっていたんでしょうね。買わずにいられないよう、親を追い込んでいたのです(笑)。それぐらい洋服は大好き」
ショッピングは、デパートもセレクトショップも、とにかく全部回り、お目当てのものがなくても、絶対手ぶらでは帰りません。
「大体は欲しいものを完全にイメージして行くんです。黒のVネックで、すごくラインがきれいで、肌触りのいい生地で…っていうふうに。そうやって探して回るんだけど、なければ違う小物を買って。小物が大好きなの。人間の大きさと比例しているのかもしれないけど! しょせん小物だから…ハハハッ!(編集室注:こういう、元気に謙遜する康子ちゃんが大好き!)1日1個何かを買わないと気がすまない。それはボールペン1本でも、ヨーグルト1個でもいいし」
最近引っ越しをした康子ちゃんは、ニューテリトリーという代官山のインテリアショップがお気に入り。そこでも小物を買うし、ニューテリトリーの姉妹店トゥーマッチでも、よく小物を買うそう。こんなにお買い物をして、夜は夜でネットショッピング。
「ネットでお取り寄せもしてますよ。この頃、梅に凝っています。この前も“梅、送料無料2000円”っていうのを見て、『マジ? この梅どんだけおいしいの!? 買わなきゃ!』って。洋服は下着や部屋着だけですけど、ビクトリア・シークレットをよく利用します」
海外通販は、ちょっと年齢を重ねた女性におすすめと言います。
「10数年前に、帰国子女の友だちからビクトリア・シークレットを教えてもらったんです。海外には日本にないデザインがあるしね。あと、日本のギャルショップで買ったものだと、人とかぶって恥ずかしい想いをする場合も。でも、海外のものだとかぶることはない。結局、日本は海外を追いかけていると思うので、海外のギャルものを先取りしておいて、日本の若い子が着るようになったらもう着ないっていう。そういう意味でも、海外通販はおすすめです」

買い物好きなだけに、康子ちゃんの周りにはステキなものがあふれています。そういうものを見つけるコツのようなものはあるのでしょうか?
「まず、リサーチでしょ! どのショップにどんなものがあるか、しっかりリサーチすること。そうすれば効率よくお買い物ができる。たとえば次の仕事に移動する間の“3時間1本勝負!”っていうとき。具体的に欲しいものが決まっている場合は、あらかじめ電話をして、それがあったら取り置いてもらうんです。3時間で回れる数のチェックが終わったら、そのショップを車でバァーッと回って。ハタから見てると、スタイリストさんが洋服を借りて回るときみたいでしょうね。だから私、友だちと一緒に買い物をすることができない。だって本気だから!」
“リサーチ”には、当然、流行チェックも含まれます。モデルという仕事上、流行を先取りできる環境もありますが、イチ読者として、雑誌のチェックも欠かせません。
「美容院で、ネイルサロンで…、いろんな雑誌を読む機会が月に何日もある。美容院だと本当に時間があるから、真剣に読めるし。そして気になるグッズやショップがあったら、すぐに連絡先を控えます。そしてまた電話(笑)。私って電話魔なの! 雑誌は世代も関係なくギャルからモードまで見ますよ。もちろん、お店にも足しげく通って、流行の流れを感じるようにしています」
だけどモノがあふれる都会では、その中からいいものを見つけ出すことも至難のワザ。そういう勘は、「いろんな人を見ること」で養われると康子ちゃんは言います。
「幸い、私の周りにはスタイルを持っている人がたくさんいます。たとえばスタイリストさんの私服から学べることは多々あるし、彼女たちのポリシーをいっぱい聞いているうちに、自分のスタイルも見つかります。あと、私ってひとりで飲みに行ったり、ひとりでお茶するのも全然平気で、そういうときに人のスタイルを見るようにしているんです。向こうは向こうで、『あの女、ひとりで酒飲んでるよ』って思っているかも(笑)。飲みに行っているのがかっこいいバーじゃなくて、普通の居酒屋だから! そこで『あの人、あれが違うんだよなっ』って勝手にダメ出ししてるの。
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表参道ヒルズのデルフォニックスというステーショナリーのセレクショップで見つけたボールペン。「こういう変わったかっこいいものがいっぱいあるから、いつもチェックするお店なんです」

ニールバレットのパンツは、生地、縫製が完璧と絶賛。「股上が浅くてゆるっと着られるのに、シルエットがキレイに出るのはニールバレットならでは。こういう“大人のいいもの”を1点加えると、スタイル全体が締まりますよね」 |
ほかに、青山とか旧山手通り沿いのカフェに行くと、お金持ちの奥様など年上の女性の中に、『うわ、かっこいいなぁ。ああいう女性になりたいなぁ』っていう人がいるんですよね。そうやって感性を磨くとね、モノに呼ばれるんです。店に並ぶたくさんのモノから、いいものが自然と目に入ってくるようになる」 |
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