 
──初のアコースティックライブ。どうでしたか?
伊藤さん:……反省してます。緊張して、考えていたことも全部話せなかったし、失敗をたくさんしたんですが、お客さんがすごく温かくて、「大丈夫だよ」って笑ってくれたり、「頑張れ」って思ってくれている気持ちがすごく伝わってきました。
お客さんの温かい気持ちがあれば、私はもっともっと頑張りたい!という気持ちになれるので、とても嬉しかったですね。
今回発売したアルバムの中から9曲をアコースティックバージョンに変えて歌ったわけですが、リハーサルのとき、「この曲がこういう曲になるんだ!」って、新しい発見もあって、お客さんの反応がとても楽しみだったんです。楽しいライブにしたかったので、その点では成功なのかな…? これはお客さんに聞かないと分からないんですけど(笑)、私はものすごく楽しかったです。
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──デビューから1年5か月で、初のアルバム発売。なじみのある曲ばかりそろったアルバムですが、思い入れのある曲を選ぶとしたら、どの曲ですか?
伊藤さん:1曲選ぶのは難しい。どの曲にも思い入れがありますね。女性の作詞家さんと話して、「由奈はいま、こういう恋愛のシチュエーションにあったら、どういう風に反応するの?」とか、「こういう恋愛に対して、どんな考え方を持ってるの?」って聞かれて、それに対して、自分の経験とか、自分の感じた素直な気持ちを歌詞にしたんです。
──由奈さんの体験談も盛り込まれている?
伊藤さん:そうですね。『WORKAHOLIC』の歌詞のように、ハイヒールを履いたままソファで寝ちゃったことがあって。起きてシャワーを浴びて、メークを落としてまたメークして、仕事に出かける…って、実体験です(笑)。
実は、どうしても欲しいハイヒールを見つけたんですが、自分の足には小さくて合わなかった。でも、“痛くても履く!”って、そのハイヒールを1日中履いて帰ったら、足の感覚がなかったんです。休んでからハイヒールを脱ごうと思っていたら、ソファでテレビ観てるうちに、寝ちゃってた(笑)。
――そのハイヒールのように、気に入ったものは、多少無理をしても買っちゃうタイプ?
伊藤さん:はい(笑)。例えば、セールなんかで見つけた洋服も、「もうちょっと痩せたら入るよね」とか言いながら、絶対、買うんですよ。でも結局、チップスとか食べてるから全然痩せられないですよね(笑)。
──いろいろな恋愛の曲を歌われていますが、歌詞と自分の恋愛観との関係は?
伊藤さん:うーん、そうですね。作詞家のH.U.B.さんにお姉さんみたいになってもらって、両想い、片想い、三角関係とか、いろんな恋愛のシチュエーションについてじっくり話して考える機会があって。そんな風にいろいろ考えたのは、23歳で初めてでした。それを表現したくて、「これって、私がティーンの時に思ってた恋愛っていうものとはちょっと違うな」なんて思いながら、大人の女性のリアルな恋愛を描けたと思います。
今回のアルバムの中で、“いまの自分”を表現しているんですけど、私はいま、リアリティと夢の世界、その真ん中にいる状態。いつか素敵な誰かが私を迎えに来て、結婚して、家庭を作って、ハッピーエンドという「夢」に向かう途中にいる感じかな、って。 |
──ハワイ出身の由奈さんからみて、ハワイの女の子と日本の女の子の恋愛観は、だいぶ違うと思いますか?
伊藤さん:一緒ですよ、一緒! 男の子にされて、“ムッ”とするポイントも一緒でしょ、幸せを感じるポイントも一緒。ドアを開けてくれたら、“キュン”みたいな(笑)。私、日本の男性と付き合ったことがないんです。デートもしたこともないの! 本当に日本の男性のことが分からないから、ハワイの男性と比べられないんだけど…日本人の男性は、ドアを開けたりしませんか?
(と、カメラマンから「しますよ〜」の一言) 伊藤さん:本当ですか? 素敵〜!
──彼は世界中の女性と交流があるので(笑)。
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伊藤さん:わぉ! じゃあ今度、うちのスタッフの女性と『本当の愛は何なのか?』をディスカッションするので、その時、ぜひ参加してください(笑)。
──『本当の愛』についてディスカッション?(笑)。いま、『本物の愛』を求めているんですか?
伊藤さん:女の子は誰でも、“自分のシンデレラストーリー”を夢見ていると思うんです。いつか誰か素敵な人が、「由奈のちょっとこういうところは嫌だけど、でも好き」って言ってくれるはず。
私、自分のハートを100%みせて、「私のすべてを受け止めて」って言えない。まだそんな人と出会ってないのかもしれない。でも、アルバム制作中に気づいたんです。自分はそういう愛を求めているけど、いま“プリンスチャーミング”が出てきたら困る。いま私、ワーカホリックだから、って(笑)。
――恋愛のスイッチがいまは入らない?
伊藤さん:そうですね。相手の男性に私のすべてをあげられないかも。自分のやりたいことを全部やって、フォーリンラブして、だんなさんがいて、家庭を作って。自分の仕事もしながらそれができるようになったら、恋愛したいなぁって思ってます。
──いまはアルバムが出たばかりでツアーもある。目の前に楽しいことがいっぱい?
伊藤さん:そうですね。いま、『本物の愛』ができても困る〜(笑)。本当、常に仕事モード。仕事をしている時間が長いせいか、家でテレビからCMソングが流れてきたり、カラオケで友達が聞いたことのない曲を歌っていたりしたら気になります。「自分がこの曲を歌ったらどうだろう?」とか、「次のシングルでこういうことをしたら楽しいかな? おもしろいかな?」って、いつも思っちゃう。
どんどんアイディアを出していきたいので、どこに行っても何をしてても、そのとき感じたことやインスピレーションをどうやって表現していくか、歌っていくかの考えでいっぱいですね。 |
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伊藤由奈 Yuna Ito |
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1983年9月20日生まれ |
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ハワイ・オアフ島出身 |

2005年9月、シングル「ENDLESS STORY」でデビュー。子供の頃から地元のライブイベントなどで経験を積み、ハイスクール卒業直後から、日本でレッスン開始。映画「NANA」でのレイラ役をきっかけに、劇中歌として使われた「ENDLESS
STORY」が、オリコンシングルチャート初登場2位を記録。その後、2か月に渡りベスト10内をキープし、同年の賞レースでも新人賞を独占。その後も、出す曲すべてドラマやCMなどで使われ、1月24日、待望の1stアルバム「HEART」が、自身初のオリコン1位を記録。4月には全国ツアーも決定。

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 伊藤由奈
1st Alubm『HEART』
(SRCL 6482)¥3,059
(ソニーミュージックレコーズ)
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| 大ヒットシングルを含む全13曲を盛り込んだ、伊藤由奈ファーストアルバムが好評発売中。曲ごとに自在に変化する華やかで表情のある歌声は、楽しい気持ち、悲しい気持ち、そしてハッピーな気持ちがまるで目に見えるよう。仕事、恋愛、友情など、日常の何気ない気持ちは、聴いているファンの心に確実に届くはず。 |
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