 
──この映画のみどころを簡単に教えてください。
石田さん:誰の心にもすんなり入っていく話だと思います。友達にも勧めたいですね、ぜひ映画館で観て、いっぱい感動してください。テレビ画面で観ると、感動が半減しちゃうかも…そうですよね?(と、映画宣伝担当スタッフに促す)。1800円じゃ足りないぐらいの出来です!(笑)
実は、以前、出演した映画を友達に観てもらったら、作品への感想はなくて、僕に対してのダメ出しばっかりだったんですよ(笑)。まあ、プライベートの僕を知ってる友達だと、僕が演じてる役に感情移入することが難しいのかな。今回も、せっかくいい映画なのに、友達は可哀相ですよね(笑)。
──精神的にいちばん辛かったシーンは?
石田さん:辛かったシーンはないんです。でもすごく苦労したのは、夜、布団に入ってねえちゃん(平山あやさん)としゃっべってて、「俺、かあちゃんとこ行って来るわ」と言った後、商店街を2人で歩くシーン。その後に起こる出来事を予感させるようなシーンで、感情の表現の仕方が分からなかったんです。監督自身の経験から具体的に細かく教えてもらい、それで演じてみたけど、自分では分からないまま終わってしまった感じですね。
──では逆に、楽しいエピソードは?
石田さん:たっくさんあります。もう盛りだくさん(笑)! 楽しかったから睡眠時間が2時間でも、全然平気。「2時間休憩できるからシャワー浴びて、ちょっとゆっくりして寝ずに行こう」みたいな(笑)。撮影も撮影の合間も、現場にいるのが楽しかった。
吉田監督ってすごく“クセ”があって、みんなでそのクセを真似してたりとか(笑)。演技指導を監督自ら、「こんな感じで」とやって見せて くれるんですけど、それが超おもしろくて。監督に笑わせるつもりは全くなくて、真剣なんです。その真剣な演技が、めっちゃ上手いんですよ。監督が優介やってもいいぐらい(笑)。この映画が 監督の経験を基にしていることもあって、優介の気持ちをいちばん分かってますしね。 |
──10代〜20代後半まで、大きく分けて3人の優介を演じていますが、それぞれ気をつけた点はありますか?
石田さん:特になかったです。ただ、父親 になった優介を演じるときは、実際の自分とかけ離れているんで難しかったですけど。メインで演じていた、ホスト時代の優介は、本当に大変でした。自分にはできない職業ですね。実際にホストクラブに行って、余計に“キツイなぁ…”って。
──芸能界での暮らしは自分に合っていると思いますか?
石田さん:合ってると思います。同じところでずっと同じことができないタイプで、アルバイトをしていた頃も、飲食店の仕事は1日で終わっちゃいました。逆に、造園業のアルバイトは長く続いたんです。いつも違う庭に行けて、木も違うし、そういうのが楽しかった。美容師になりたいと思ったときも、お客さんも作る髪型も、違うからいいなぁって思ってたんですよ。
この仕事は毎回違うところに行けるし、違う人と出会えるし。本当は、同じ場所でも、その都度違うものが作れたらいいんでしょうけれど。
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──母親役の大竹しのぶさんと共演してみていかがでしたか?
石田さん:最初、僕は人見知りをして、すごく緊張してたんです。でも大竹さんから話しかけて下さって、音楽の趣味も合っていて、そのことで話が盛り上がりました。休憩中も2人で話してて、そこに平山あやさんも入って、楽しくコミュニケーションが取れたので、お芝居もしやすかったです。
──普段から人見知りするタイプですか? |
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石田卓也 ISHIDA takuya |
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1987年2月10日生まれ |
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愛知県出身 |

2002年の第15回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、フォトジェニック賞を受賞したのを機に芸能界入り。2005年、TBS系テレビドラマ『青春の門・筑豊編』で俳優デビュー。同年公開された映画『蝉しぐれ』では、キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人賞を獲得し、その後、テレビや映画で幅広く活躍。現在は、次回作となる主演映画『リアル鬼ごっこ』(2007年秋公開予定)の待機中。

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キトキト!
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| (C)2007 キトキト!家族魂。 |


富山県高岡市。“スーパー智子ちゃん”こと斎藤智子(大竹しのぶ)は、早くに夫を亡くし女手ひとつで2人の子供を育て上げてきた肝っ玉母ちゃん。しかし娘の美咲(平山あや)は3年前に駆け落ちしたまま音信不通。やんちゃな息子・優介(石田卓也)も智子について行けず、母親から逃れるように東京へ。ふるさとを飛び出していく息子に、「人生で大事なのは、自分が生きた証を残すこと」という言葉を贈る智子。底なしに元気で明るい笑顔の裏にあるまっすぐな想いが、やがてバラバラになった家族の絆をつなぎ合わせてくれる…。 |


石田卓也
平山あや
尾上寛之
伊藤 歩
光石 研
井川比佐志
大竹しのぶ 他 |


監督/吉田康弘 |

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