Profile
- 麻生久美子 ASOU kumiko
- 1978年6月17日生まれ
- 千葉県出身
今村昌平監督『カンゾー先生』(98)のヒロイン役で、第22回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞ほか、多数の賞を受賞。その後、多くの映画に出演し、主な作品に『ひまわり』(00)、『魔界転生』(03)、『THE 有頂天ホテル』(05)など。本作の塚本連平監督とは、テレビドラマ「時効警察」シリーズ(2006〜)でも顔を合わせている。次回作は、『Beauty』、『純喫茶磯辺』、『たみおのしあわせ』など、立て続けに映画が待機。
official site
http://www.breathinc.com/ kumikoa.htm
ぼくたちと駐在さんの700日戦争
1979年、とある平和な田舎町。青春真っ只中の、主人公・ママチャリ率いる7人は、気ままな高校生活を送っていた。ところが、ある駐在さん(佐々木蔵之介)の登場により、両者の熱き血潮を燃やす闘いが勃発した─これが“ぼくちゅう”だ! 7人のバラエティ溢れる作戦と、イタズラをやられたやり返すという法スレスレのリベンジを繰り広げる駐在の攻防。そんな中、7人のうちのひとりがバイク事故を起こしたことで、病院に入院している少女とある壮大な約束をすることになる。それを決行するには、退学覚悟のリスクが7人を待っているが…。
CAST
- 市原隼人
- 佐々木蔵之介
- 麻生久美子
- 石田卓也
- 加治将樹
- 賀来賢人
- 脇 知弘
- 冨浦智嗣
- 小柳 友
- 石野真子
- 竹中直人 他
STAFF
- 監督/塚本連平
- 脚本/福田雄一
- 原作/ママチャリ(blog
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」http://700days.blog69.fc2.com/ )
2008年4月5日より
シネマGAGA!ほか全国ロードショー!
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
――麻生さんは、映画のクランクインの前にいろいろ下調べをされるとか。『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』では、どんなことを調べられましたか?
麻生さん:今回は、原作のブログ小説を読んだり、物語の舞台となっている1970年代がどんな時代だったかをネットで調べたりしました。
ちょうど自分が生まれたころのことだったので、母親の写真を思い出してみたりもしました。『このときは、こういうファッションだったんだなぁ』とか。
元「族」で、現在は駐在の奥さんという役だったのですが、自分の中で、その“加奈子”という役のイメージを膨らませることのほうが大きかったです。
それにね、撮影に入ったら、70年代当時をイメージして集められた衣装が、どれもとても可愛かったので、それを着られることが嬉しかったです。
――いろいろなワンピースを着ていましたね。気に入ったワンピースはありましたか?
麻生さん:パンフレットでもよく使われてるワンピースが、すごく可愛くて。これ(パステルカラーのストライプ柄ワンピース)が、いちばん好きでした。実際に欲しいぐらい。70年代の映画の衣装なのに、いまでも全然着られるデザインばかりで、お気に入り以外にも、ワンピースはどれも可愛かったんですよ。たくさん着替えたけど、全然着たりないぐらい。衣装合わせで、『あれも着たい!これも着たい!』って、初めて思いました(笑)。
――普段は、スカートとパンツ、どちらが多いですか?
麻生さん:普段はワンピースが多いですねぇ…楽なんで(笑)。ジーンズもはくんですけど、最近はもっぱら重ね着になっちゃいます。ワンピースの下にジーンズ、とか。
映画の撮影に入ると、朝、時間がないし、頑張って服を選んでいる余裕も時間もないので、簡単なファッションになっちゃうんです。
でも、可愛い服も着たいので…となると、ワンピースの出番が必然的に多くなりますね。最近は全然買い物してないけど、モノトーンではなく色のある服が欲しいので、春夏に向けて、ぜひ買いたいですね。
――プライベートで、ハマっていることや、“イキイキする瞬間”ってどんなときでしょう?
麻生さん:ネットショッピングをしているときかな。自分でリサーチしながらショッピングするのが好きで、最近は、いよかんとか甘夏などのおいしそうなジュースのセットを注文しました。食品を買うことが多く、けっこういろいろ買ってますよ。
――映画の原作のブログ小説、圧倒的なアクセス数を誇る人気ブログですが、麻生さんは、どう思われました?
麻生さん:とてもおもしろかったです。泣けるところもありましたし。こんなにもイタズラって思いつくものなのかな、って感心しました。大人気の理由がわかりますね。
――今回の映画は、「時空警察」で一緒だった塚本連平監督の作品ですが、テレビと映画の違いを感じましたか? 映画撮影中は、どんな現場だったのでしょうか?
麻生さん:作品が違うので小さな違いはあっても、現場の雰囲気もあまり変わりません。塚本監督はすごくマイペースな方で、いつも通り、楽しそうに撮影していらっしゃったように感じます。
映画の現場は、終始、和やかでしたね。市原隼人くんを筆頭に、7人の“ぼくたち”がいいムードメーカーになってくれて(笑)。彼らは本当に、和気あいあいと撮影しているんだけど、『もしかして素なのかな?』というぐらい楽しそうにしていたので、現場の雰囲気はすごく良かったですね。私にはしなかったけど、もしかしたら、彼らだけでイタズラしあったり…なんてこともあったのかも。ちょっと、うらやましいです(笑)。
――麻生さんも“ぼくたち”とコミュニケーションを取りましたか?
麻生さん:いや…そんなにコミュニケーションは取ってないです(笑)。というのも、男子がかたまって楽しそうに騒いでいると、なかなか女子はその輪の中に入れないというか。
でも、“ぼくたち”が集まっていなくて、市原くんがひとりでいたときは、ちょっとしゃべりましたよ。食べ物の話や、普段何して遊んでいるの?とか。あとは、どこ住んでるの? 血液型、出身は?って、ごくごく普通の会話(笑)。
――映画に、「SM貴族作戦」や「トリモチ作戦」というイタズラが出てきますが、いちばんやってみたいのは?
麻生さん:えぇ…っと、まず、いちばん“やりたくない”のは、「雑巾」のイタズラ! 臭い思いをしてまで、あんな物は作りたくないです(笑)。やりたいのは、なんだろう…うーん…「SM貴族」ですかね。誰かに読ませて、その反応がみたいかも(笑)。
――もしも“ぼくたち”が同じ学校の同級生だったら、一緒にイタズラしちゃいますか?
麻生さん:したいけど、その中に入れないタイプですね。それに、男子だけで集まってやるから、輝いてるみたいなところがあると思うので(笑)。それをちょっと離れたところから、ちょっぴり上目線で、『またやってるわぁ。青春だなぁ』って思っているのが、ちょうどいいのかも(笑)。
――麻生さん自身、学生のときに、今だから笑えるイタズラをしたことは?
麻生さん:それがないんですよ(笑)。私、真面目な人間だったので、イタズラしてもないし、されてもないんです。…すみません、つまんなくて(笑)。
もし映画のようなイタズラをされたら、やり返したいですけど、私、イタズラを思いつかないかも。ママチャリくん(市原隼人)のような、おもしろいイタズラを考えてくれる人がいないとダメですね。でも、もしイタズラされたとしても、私は怒らないと思いますよ。イタズラごときでは(笑)。
――イタズラは笑ってやり過ごす? でも「これだけは許せない」ということはありますか?
麻生さん:そうですね、約束を守らない人、かな。ちょっとした約束なら、別に破っても怒ったりしないんですけど、すごく大事なことを守らなかったら、「ちょっと、それはどうなの?」って言いますね。きちんと伝えます。
――注目のシーンはどこですか? また、映画を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。
麻生さん:まずは、私の登場シーンを…(笑)、といっても、“私が出ているから”ではなく、私が初めに登場するとき、バックに流れる音楽がすっごくおもしろいの。だから、そこはぜひチェックしてみてください。
映画全体で言うなら、最後のシーンですね。“ぼくたち”の友情を感じられて、私も思わず涙しました。
この映画は、あまりかまえず、気楽に観られるエンターテインメント。“ぼくたち”と駐在さんのイタズラは、誰もがおもしろい!と思えるはずなので、ぜひ映画館の大きなスクリーンで観ていただけたらなぁって思います。
