普段は、ラクチンで可愛いワンピースをヘビーユース。
劇中で着たワンピースは本当に欲しいぐらいお気に入り

――麻生さんは、映画のクランクインの前にいろいろ下調べをされるとか。『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』では、どんなことを調べられましたか?

麻生さん:今回は、原作のブログ小説を読んだり、物語の舞台となっている1970年代がどんな時代だったかをネットで調べたりしました。
ちょうど自分が生まれたころのことだったので、母親の写真を思い出してみたりもしました。『このときは、こういうファッションだったんだなぁ』とか。
元「族」で、現在は駐在の奥さんという役だったのですが、自分の中で、その“加奈子”という役のイメージを膨らませることのほうが大きかったです。
それにね、撮影に入ったら、70年代当時をイメージして集められた衣装が、どれもとても可愛かったので、それを着られることが嬉しかったです。

――いろいろなワンピースを着ていましたね。気に入ったワンピースはありましたか?

麻生さん:パンフレットでもよく使われてるワンピースが、すごく可愛くて。これ(パステルカラーのストライプ柄ワンピース)が、いちばん好きでした。実際に欲しいぐらい。70年代の映画の衣装なのに、いまでも全然着られるデザインばかりで、お気に入り以外にも、ワンピースはどれも可愛かったんですよ。たくさん着替えたけど、全然着たりないぐらい。衣装合わせで、『あれも着たい!これも着たい!』って、初めて思いました(笑)。

――普段は、スカートとパンツ、どちらが多いですか?

麻生さん:普段はワンピースが多いですねぇ…楽なんで(笑)。ジーンズもはくんですけど、最近はもっぱら重ね着になっちゃいます。ワンピースの下にジーンズ、とか。
映画の撮影に入ると、朝、時間がないし、頑張って服を選んでいる余裕も時間もないので、簡単なファッションになっちゃうんです。
でも、可愛い服も着たいので…となると、ワンピースの出番が必然的に多くなりますね。最近は全然買い物してないけど、モノトーンではなく色のある服が欲しいので、春夏に向けて、ぜひ買いたいですね。

――プライベートで、ハマっていることや、“イキイキする瞬間”ってどんなときでしょう?

麻生さん:ネットショッピングをしているときかな。自分でリサーチしながらショッピングするのが好きで、最近は、いよかんとか甘夏などのおいしそうなジュースのセットを注文しました。食品を買うことが多く、けっこういろいろ買ってますよ。

“ぼくたち”がムードメーカー。現場は和気あいあい。
女子が入っていけないその輪に、ちょっとだけ嫉妬? 麻生久美子

――映画の原作のブログ小説、圧倒的なアクセス数を誇る人気ブログですが、麻生さんは、どう思われました?

麻生さん:とてもおもしろかったです。泣けるところもありましたし。こんなにもイタズラって思いつくものなのかな、って感心しました。大人気の理由がわかりますね。

――今回の映画は、「時空警察」で一緒だった塚本連平監督の作品ですが、テレビと映画の違いを感じましたか? 映画撮影中は、どんな現場だったのでしょうか?

麻生さん:作品が違うので小さな違いはあっても、現場の雰囲気もあまり変わりません。塚本監督はすごくマイペースな方で、いつも通り、楽しそうに撮影していらっしゃったように感じます。
映画の現場は、終始、和やかでしたね。市原隼人くんを筆頭に、7人の“ぼくたち”がいいムードメーカーになってくれて(笑)。彼らは本当に、和気あいあいと撮影しているんだけど、『もしかして素なのかな?』というぐらい楽しそうにしていたので、現場の雰囲気はすごく良かったですね。私にはしなかったけど、もしかしたら、彼らだけでイタズラしあったり…なんてこともあったのかも。ちょっと、うらやましいです(笑)。

――麻生さんも“ぼくたち”とコミュニケーションを取りましたか?

麻生さん:いや…そんなにコミュニケーションは取ってないです(笑)。というのも、男子がかたまって楽しそうに騒いでいると、なかなか女子はその輪の中に入れないというか。
でも、“ぼくたち”が集まっていなくて、市原くんがひとりでいたときは、ちょっとしゃべりましたよ。食べ物の話や、普段何して遊んでいるの?とか。あとは、どこ住んでるの? 血液型、出身は?って、ごくごく普通の会話(笑)。

“もしするなら「SM貴族」作戦で、相手の反応を楽しむ!
イタズラされるより、大事な約束を守らないことがダメ 麻生久美子

――映画に、「SM貴族作戦」や「トリモチ作戦」というイタズラが出てきますが、いちばんやってみたいのは?

麻生さん:えぇ…っと、まず、いちばん“やりたくない”のは、「雑巾」のイタズラ! 臭い思いをしてまで、あんな物は作りたくないです(笑)。やりたいのは、なんだろう…うーん…「SM貴族」ですかね。誰かに読ませて、その反応がみたいかも(笑)。

――もしも“ぼくたち”が同じ学校の同級生だったら、一緒にイタズラしちゃいますか?

麻生さん:したいけど、その中に入れないタイプですね。それに、男子だけで集まってやるから、輝いてるみたいなところがあると思うので(笑)。それをちょっと離れたところから、ちょっぴり上目線で、『またやってるわぁ。青春だなぁ』って思っているのが、ちょうどいいのかも(笑)。

――麻生さん自身、学生のときに、今だから笑えるイタズラをしたことは?

麻生さん:それがないんですよ(笑)。私、真面目な人間だったので、イタズラしてもないし、されてもないんです。…すみません、つまんなくて(笑)。
もし映画のようなイタズラをされたら、やり返したいですけど、私、イタズラを思いつかないかも。ママチャリくん(市原隼人)のような、おもしろいイタズラを考えてくれる人がいないとダメですね。でも、もしイタズラされたとしても、私は怒らないと思いますよ。イタズラごときでは(笑)。

――イタズラは笑ってやり過ごす? でも「これだけは許せない」ということはありますか?

麻生さん:そうですね、約束を守らない人、かな。ちょっとした約束なら、別に破っても怒ったりしないんですけど、すごく大事なことを守らなかったら、「ちょっと、それはどうなの?」って言いますね。きちんと伝えます。

――注目のシーンはどこですか? また、映画を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします。

麻生さん:まずは、私の登場シーンを…(笑)、といっても、“私が出ているから”ではなく、私が初めに登場するとき、バックに流れる音楽がすっごくおもしろいの。だから、そこはぜひチェックしてみてください。
映画全体で言うなら、最後のシーンですね。“ぼくたち”の友情を感じられて、私も思わず涙しました。
この映画は、あまりかまえず、気楽に観られるエンターテインメント。“ぼくたち”と駐在さんのイタズラは、誰もがおもしろい!と思えるはずなので、ぜひ映画館の大きなスクリーンで観ていただけたらなぁって思います。


2008.03.28 UP


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