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●職場の後輩は10年間付き合った男に浮気され、別れるときに男に「殴っていいか?」と聞いたそうだ。「いいよ」と言われて目をつぶっている男をそのままにして、車で猛スピードで帰ってきたという。
●その夜電話をかけてきた彼女の嗚咽は何時間も続いた。「男は他にもたくさんいるって」なんて月並みな励ましをかけるにはあまりにも長すぎた恋で、これから彼女が男を忘れるまでに要する時間とエネルギーを考えると呆然としたものである。
●女は男を忘れない……それは事実である。
●ただ2人で行った店に行ったりすると、ふっと彼が懐かしく思えてくる、そうなればしめたものなのではないか。
●大学時代の彼は、結局その後めぼしい就職先も見つからず大学院に残った。5年ほどしてから一度飲みにいったが、そのとき彼に、「きれいなお姉さんになったね。まだ学生の俺なんて近寄れないくらい」と言われた。
●恋の決着をつけたような気がした。
●竹内まりやの曲にあるではないか、「あなたも悔やんでいるなら、さよならできる」と。FIN
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