夢塩やさい天定食。やさいの天ぷらがたくさんついていて、びっくりしました。サクサクの衣なのでそのままでも、十分美味しくいただけますが、うどんの中に入れて一味変えて食べてみるのもお薦めです。
みそ田楽。まずはビールとご一緒に。田楽みその甘さがビールに合います。
深夜を過ぎても、なお賑わうR246三宿界隈。仕事が深夜になり、とってもお腹が空いてきました。「軽く何か食べたいな〜」。そう感じたときに、思い出しました。「そうだ、三宿にはアノお店があった!」
『夢吟坊本店』。『柳麺ちゃぶ屋』や『MIST』を率いる森住康二シェフから「上品なだしと、やさしい味付けの京うどんがとてもおいしい」と薦められたお店です。お店へと急ぎ、うどんを頂きました。
練り上げては熟成を3回繰り返して作られる自家製うどんは、コシが強すぎないなめらかな喉越しと食感が特徴。まさに”雅なうどん”です。ツルツルと、いくらでもお腹に入っちゃいそう。丹精込めて毎日作られているこの麺の美味しさは、一度食べてみる価値ありです!
そのうどんに合わせただしも絶品。北海道礼文島の昆布と鰹節、九州・四国産の鯖節やうるめ節をたっぷりと使っているためか、まろやかで香り豊かです。あまりの美味しさに、最後の一滴まで飲み干しちゃいました。以来、すっかりファンに。
(写真左)京角煮。よく見る角煮とは違って色が薄いので味は・・・と思いましたが、しっかりと味がしみこんでいました。お肉も柔らかく、これもまたビールに合います。
(写真右)たこ天。コロコロとしたたこ天かと思いきや、たこ刺を揚げた感じで、食べやすく薄味のおだしでサッパリといただけます。
香露。冷たいうどんです。今の季節にピッタリでした。大根おろしの上に卵黄がのっていて、スタミナもつき、喉越しよくツルツルといただける一品です。
胡麻せいろ。胡麻たれと普通のおだしの2種類愉しめます。胡麻の風味をもっと!と言う方のために炒った胡麻がついています。小さいすり鉢で胡麻をすって足すと、香りがさらに立ちます。
このお店、おいしいのはうどんだけではありません。たとえば、名物「麦とろごはん」。麦とろは私の大好物でもあるのですが、そこは京都のお味。だしと西京味噌を加えた大和芋のとろろは、麦ごはんが何杯でも進む絶妙な味付けです。
とろろはどんぶり鉢一杯にたっぷり入っており、麦飯も山盛りといった感じ。一人では食べきれないほどです。ふたりでひとつ「麦とろ」を注文すれば、うどんも麦とろも、一緒に楽しめますよ。
小うどんと漬物が付いたセットもあるので、うどんも麦とろもという方にお薦めです。私はお薦めの「夢塩やさい天定食」を頂きました。ギネスにも掲載された、世界一ミネラルの多い宮古島の天然塩「雪塩」と、石垣島の自然海塩をブレンドして仕上げたオリジナルうどんは、塩の甘みを楽しめる上品なだしがおいしい! 天ぷらや麦とろのマッチングも絶妙で、食欲が落ちるこの季節に最高のお味でした。
また、テーブルに置かれた一味や七味は京都産のものを使用、食べたいだけ食べられるとろろ昆布も天然物を使用、といったように、細部に至るまで、こだわりがあるのもうれしいところ。このあたりも、若年層から高齢者に至るまで、幅広く親しまれる理由のひとつでしょう。
本格的な京わらびもちです。ネットリとしていて、きな粉が上手く絡みタップリつけて食べることができます。和食には、デザートもやっぱり和風がいちばんですね。
何よりもありがたいのは、夜中まで営業していること。特に、気取らずに軽く和食が食べたい気分のときは、このお店をおいて他にありません。夜遅く、お腹がすいたときは、京うどんと麦とろがいただける夢吟坊にお邪魔してみてはいかがですか?