 |
| 僕のトークショーが行われたのは、総曲輪の商店街のど真ん中にあるガラス張りのイベント会場。あたしも、この手のイベントではもうすっかりプロ級の仕事ができるようになった。客層や客の反応を見ながら、サクサク話を進めていくわけだよ。 |
 |
| 地元の専門学校の生徒のファッションショーもトークショーの合間に行われた。これら4点の作品はその一部だが、ちょっと評価をさせてもらうと…。うーん、がんばっているのはわかるが、やりすぎだよ。隙間がないくらい柄で埋めつくされてるもんな。こういうのって見る側に立ってみれば、どこがイケてないか簡単にわかることなんだけどね。ファッションには客観視も重要ってことだな。 |
 |
| 京都の舞妓さんもイベントに参加した。見よ、この配色と柄イキ、実にすばらしい。僕らのファッションの分野との歴史の差を、まざまざと見せつけられた。 |
|
 |
富山県富山市に仕事で行ってきた。どんな仕事かというと、今年秋に富山の総曲輪(そうがわ)というところにできた複合ビル「総曲輪フェリオ」のオープニングイベントのゲストだったんだ。
イベント会場は、市が15億円もかけてオープンさせたばかりの、ガラス張りのイベント空間「総曲輪グランドプラザ」。初日はセレブアイドルのマリエちゃん、2日目がドン小西のトークショーというスケジュールで、オープニングイベントがおこなわれた。
僕のトークショーと連動して、地元のファッション関係の専門学校と地元の商店街のブティックがコラボして、手作りのファッションショーとヘアショーも開催されてさ。僕はこのショーの総評をするという仕事も仰せつかったわけだ。
そもそもこの総曲輪通りというエリアは、古くから富山のメイン通り。100店近い商店が並ぶ、歴史あるアーケード商店街なんだよ。今年は、フェリオやグランドプラザもオープンしたし、地域が一丸となって、何とか町を盛り上げようとがんばっているところなんだよね。
というのも、ここ総曲輪だけじゃなくて、地方はどこも、古くからの中心商店街がさびれつつある。以前は地元での買い物といえば、こういうアーケード商店街に誰もが出かけていたものなのに、最近は郊外に大型店舗が増えてきただろ?
車社会だから、客はどんどん、そうした郊外の大型店に吸い取られて、古くからの中心地にあった商店街は、つぎつぎ店が閉店してシャッター商店街になる。つまり、まわりだけ栄えて、古くからの真ん中の町がさびれる、そんなドーナツ化現象が、今どこの地方でも深刻化してるんだ。
富山だって同じ。真ん中に位置する総曲輪通りからは、7年前にダイエーと長崎屋が撤退。さらに3年前には西武デパートも撤退したりして、かつての賑わいがなくなっている。一時は、若者の街に衣替えしようと、渋谷の109にあるショップを誘致したこともあったんだって。でもこれも1年もしないうちに閉店。で、総曲輪通りに再び活気を呼んで、元気を取り戻す役割をしてほしいというのが、今回の僕のミッションでもあったんだよ。
|