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【211】今年はいい人。ドン小西、キャラ替えします![2008/01/09]

これが今年2008年の僕の年賀状。どうです。うちの孫、かわいいでしょ? 今年5歳。僕は、僕そっくりだと思ってるんだけど、回りの人は「どこが?」っていうけどさ。

 FAnetをご覧のみなさん、明けましておめでとうございます。昨年は、世間でもいろんなことがあったけど、僕もほんと、自分でもわけがわからなくなるくらい、いろんなことに挑戦しすぎた年だった。ファッションとはちょっと離れつつもあったので、今年は本腰入れて、またファッションに打ち込みたいと思ってる

 ここ数年は、ドン小西というと、ちょいワルオヤジの代名詞みたいに思われてるフシがあるよね。ちょいワルっていうと、チャラチャラしたイメージになるし、家庭も崩壊寸前になるし。というわけで、今年はちょいワルのドン小西を返上して、「いい人」ドン小西にキャラ替えをしようと思ってる。いや、だからって、いきなり黒髪の七三分けになるわけじゃないんだけどさ。

 去年はテレビだけじゃなく、いろんな雑誌でコメントしたり、あるいは大学や専門学校での教育もやった。それから6月までイスラエルの親善大使をやったり、三重県の観光大使をやったり、ほんとにさまざまなジャンルに携わることができたんだ。そうやって広がった見識や人脈をどんどん生かすことを、今年は企んでるんだよね。

 それにしても、教育も、行政も、ファッション業界もそう。どこもかしこも、遅れていることが多すぎる。21世紀に入って8年になるっていうのに、新しい時代の匂いを感じないんだよ。新しいことに挑戦していこうという気持ちはあるんだけど、具体的には何もできないで、結局過去の体質を引きずってる。

ファッションプロデューサーの江橋さんの年賀状は、業界では有名。本人、ヨガをやっているので、そのポーズを必ず年賀状にしている。今年もインドのガンジス川のど真ん中でこんなヨガのポーズを。これは驚き。

奥さんの志穂ちゃんが、エリカ様になりきったガダルカナル・タカさんの年賀状。さすが芸人の2人。毎年毎年、趣向を凝らしていて、楽しみにしてるんだ。

 そんなわけで、僕に何か提案してくれと頼むわりに、実際僕が何か新しいことを提案すると、「いやあ、それはちょっと…」と耳を傾けてくれないケースも多い。だから、今年は作戦替えだよ。主張ばっかりするんじゃなくて、まずは向こうの言うことに耳を傾けて、その人たちの本質をとにかく理解する。で、その中にある光るものを見いだして、そこに自分の見識で肉付けをしていく。そして「ドン小西さんはすばらしい」と言われるような、いい人になろうと思ってる

 「自分の主張をしない」宣言だよ。去年までなら、意見の違う人たちをはねつけてばかりいたからね。そうじゃなくて、主張を抑える聞き上手なドン小西という生き方をしてみようかと。このお正月、心に決めたわけだ。

 そこで、まずビジュアルだよね。去年は、ケバいおねえちゃんたちとドンチャン騒ぎしている写真を年賀状に使ったんだけど、今年はもう人が変わったからね。孫のハルヨちゃんとのツーショットを年賀状に使ったんだ。

 ハルヨちゃんは白のワンピース、僕は赤いシャツでキメたこの写真は、僕の古い友人である写真家の加納典明さんが撮ってくれたもの。しかもたまたま39度の高熱を出した日に、わざわざ撮影に来てくれたんだよね。

 僕はそもそも爽やかなトリコロールカラーをイメージして、バックにブルーの布を用意してたんだよ。なのに加納さんが「何言ってんだ。ドン小西といえば、赤だろう。燃えるような赤のバック持ってこーい!」って、あれよあれよという間に、赤に変えちゃった。ま、僕のシャツの色とバックがかぶっちゃって、ちょっと失敗作とも言えるんだけどさ。

 とにかく、この年賀状、受け取った人から早くもいろんな声が殺到してる。「こういう一面もあったんだ」とか「わざとらしくない?」とか、「相変わらず顔が大きいね」とか。

ストリートファッション界で大人気のマクニールというブランドの年賀状。ここはいつもグラフィックがすごくおしゃれ。今年はなんと、まん丸。このまんまジーンズのお尻に貼り付けてもデザインになってしまいそうだよね。

ファッションデザイナーの安部兼章さん。今年の流行色にのせて、お手製の水彩画を使った。デザイナーらしい年賀状だね。

誰とはいわないけど、この手の年賀状が芸能人には多いんだよね。あたし、あたし、じゃなくて、イメージを作るってことも考えないといかんだろう。

デザイン的に今年のナンバーワンといえるのがこれ。カルチエの年賀状だよ。黒とゴールドのビカビカで、目玉がラメのグリーンになってる。さすが。

 それにしても今やファッション業界からの年賀状は2割くらい。ほんとにいろんな業界からたくさんの年賀状をいただいた。その中から僕のお気に入りを、いくつか写真で紹介しようと思う。

 ちなみにここ数年の年賀状といえば、規格サイズ外のものが増えてるよね。A4サイズもあれば、しおりみたいな形のもあったり。これは整理するのが大変だから、ちょっと困ったことだよなあ。

 それから、やたらと達筆な人も困る。すごくいい字なんだろうけど、ほんと、何が書いてあるのかわからないんだってば。そういえば、失礼なのもあったなあ。年賀状が配達される元旦に、人材派遣会社と、とあるメーカーから、請求書が届いたんだよ。これって今年1年間、ずっと支払いに追われそうで、イヤ〜な気分。タイミングを考えろっつうの。

 そうそう、墓石とか仏壇とかのDMなんかも入ってたっけ。これもいかがなものか。あと、なんだかなあ、なのは、自分の子供の写真だけしかない年賀状。マイホームパパを売り込みたいのはわかるけど、会ったことない子供の写真見せられてもさあ。

 自分の顔のドアップだけっていう年賀状も芸能人には多いよね。デザインもメッセージもあったもんじゃない。まあ、顔が商品なのはわかるけど、センスってものを見せなくちゃ…って、ありゃりゃ、気がつけば文句ばっかり。いい人キャラを初めて10日足らず。まだ慣れてないもんで、すみません。






リハーサルのときの一コマ。こんな微笑ましいショットもめったに見られない。

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