トークショーの出番を待ちながらバックステージで、マイクを熊の鼻に見立ててちょっと悪ふざけ。こういう幼いこと、大好きだよ、オレは…。
2月16日から「ミラノコレクション2008−09秋冬」がスタートして、そのあと2月23日から「パリコレクション」、そして今月、東京コレクションがスタートする。その模様はまた近いうちレポートするとして、まずミラノコレクションの話題は「ネオクラシック」だよね。
上質な素材で体を包み込む、あくまで「ネオ」なクラシック回帰。若いデザイナーたちの活躍も、今年は目立ってた。一方、パリ。たとえば80年代に活躍したサン・ローランが注目されていて、ものすごく挑発的なコレクションを披露していた。女性らしい優しさを強調したシルエットでありながら、これがほんと挑発的なんだ。
そんなふうに、50年代から80年代にかけてのさまざまな要素が取り入れられたというのも、2008年秋冬のパリコレクションの特徴だ。というわけで東京コレクションがどうなるかっていうのも楽しみになってきたよ。
一方、今年の春夏の流行については、パリやミラノやNYに出品されたコレクションをもとに、すでにいろんなことが言われてきたよね。でも実際にその春夏が来てみると、言われていた路線とはちょっと違って、集約されてきたように思える。とくに日本では日本好みにアレンジされて小さくまとまっちゃいがちなんだよね。ほんと、この国で「スタイル」を確立するっていうのはむずかしいというのがよくわかったよ。
たとえばジーンズよりスイートなワンピースなんかがブームだといわれつつ、その一方で日本ではデニムにパーカー、そしてキャップを斜めにかぶるなんていう、サーファーっぽい新カジュアルスタイルもはやってきている。
もうひとつ、リラックスとか、ナチュラルとか、エスニックとか、いろいろ言われていたのに、これが日本では「ボヘミアン」っていう言葉ですべてが片付けられちゃってるもんな。ファッション雑誌を見ても、必ずあるのが「ボヘミアンスタイル」。トルコ石のネックレスとか、クタッとしたブーツとか、フリンジ付きのショルダーバッグとか、いつかどっかで見たような流行の焼き直しで、僕はあんまり好きじゃないんだけどね。
そこで僕が考える、今年重要になる5つのアイテムを紹介したいと思う。
二部のショーのあとでのツーショット。マリエちゃんはグリーンのブラウスにベージュのサスペンダー付きのショートパンツ。僕は斜めのストライプスーツに、斜め柄のシャツ、そしてレジメンのネクタイと、珍しくシックにまとめてみた。
トークショーでは、2人でファッションのことや、芸能人のことをしゃべった。コンビがかなりいいと、評判は上々。しかしくやしいのが、同じ椅子でマリエは床に足が届いてる。オレは届いてないっつーの!
1・テーラードジャケット
これは必需品だよ。従来の通勤着のパンツスーツじゃなくて、とくにショート丈のテーラードジャケットがブームになる。着方としてはショートパンツと合わせるスタイルとか、あるいはミニ丈のシャツワンピースに合わせてみるとかがいいんじゃないかな。
2・ショートパンツ
今年のショートパンツはさまざま。当然、クラッシュされたデニムあり、白のショートパンツあり、リゾート感覚のプリント柄なんかもきそうだね。
3・チュニックスタイル
クロップド丈のデニムかなんかに合わせたり、白のパンツに合わせたり。今年はデニムを重々しくフルレングスで履くんじゃなくて、短めのデニムをチュニックと合わせて、豪華に着るのがいいと思う。もちろん今年のチュニックは、広い袖の付いたものや、レース、はたまたフレアの段になったものなんかが主流になるよね。
4・ワンピース
とくにニットワンピースと、ハイウエスト、アンダーバストで切り替えたものが今年の特徴だよね。それから今年はミルフィーユワンピースといって、フリルが段々になっているものもはやりそう。これはグラデーションで色を使ってもいいし、無地でもいいし。
例年と違うのは、こういうかわいいワンピースとわざとハードなブーツみたいなミスマッチなコーディネートが影をひそめてきたこと。あくまでウエッジソールのサンダルみたいなエレガンスな小物と相性がいい。それからノースリーブじゃなくて、袖付きのワンピースも今年の特徴となるね。
5・モッズコート
ここ数年間ブームが続いたトレンチはもう古いって! デニムに合わせてもいいし、さらにワンピースやショートパンツと合わせるとさらにいいね。ただし、ワンピもショートパンツも、コートより短くするのコツ。
まあ、そんな感じで、フリフリのブラウスにデニムみたいなこれまでのスタイルじゃなくて、ジャケットで少し賢そうなニュアンスを加えるというのが、今年のポイントになると思う。
ショーが終わったあと、出演したモデルさんたちと記念撮影。
今回は長いステージが用意され、1点1点がカッコよく見えた。しかし30メートルのステージの往復となると、時間がかかりすぎる。解説とトークが持たないんだってば!
前置きがとてつもなく長くなったけど、なんでこんな話をしたかというと、先週、川崎のショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」っていうところで、タレントのマリエちゃんと2008年の春夏の最新ファッションについてのトークショーをやったからなんだ。トークショーのあとは、「モデーロ・ストリート・ファッションショー」というショーもおこなわれた。
ちなみにモデーロ・ストリートとは、両脇にいろんなショップが建ち並ぶラゾーナの通路のこと。そこにあるセレクトショップなどが、ドン小西の解説入りでファッションショーをおこなったわけだ。最後はマリエちゃんも、自分でショップの商品でコーディネートしたファッションをフィナーレで披露すると、そういうイベントだった。
マリエちゃんはこの日、シャンパンゴールド系のミニワンピースを着て、寒い日だったもんだから、同系色のロングのマフラーをして、なのに赤いパンプスを履いてという、なかなか個性のある着こなしだった。
で、そのマリエちゃん、「ドンさんの好みと私の好みって、すごく共通点があると思ってたんですよ」と、2回も言ってた。たしかに個性というか、人と同じじゃない、自分のためのファッションをしているということでは、同じ部類だと思った。
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