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【234】ズバリ!、今の時代の東京ファッション![2008/06/18]

さすがに、うのチャンのブランドお披露目会は華やかだよ。ファッション関係というよりは、芸能界の同窓パーティみたいだもんな。この集合写真もほんの一部だからね。しかし濃い〜ワ! オレが薄く見えるもん。

 う〜ん、先週は忙しかったなぁ。大学の授業、地方の講演、そして本業のデザインにユニフォームのデザイン、ラジオ・TVのバラエティ番組出演と、まさに2足のわらじならぬ5足のわらじ!?を履く勢いで、ほんとに忙しい週だった! とてもいろんなパーティへ行ける状態じゃなかったから、好評のパーティネタはまた今度!

 で、忙しい合間を縫って、今、人気のある渋谷、ギャル系の洋服の展示会と、僕の妹分で文化服装学院の同窓である津森千里が銀座にお店を出したので、そのオープニングへ。それから、うのチャンの新しいバッグのブランド発表会へ行って来たんだ。

 まあ最近、僕はギャル系雑誌から環境保全の仕事まで幅広くやってる関係上、パリコレやミラノコレを把握するのもいいが、ちまたで人気の渋谷系やギャル系なんかも、きちんと見とかなきゃ!と思ってね。実際、古いジャーナリストだと、パリやミラノのコレクションだけ頭で把握しておけば安心!と思ってる人も結構多くって! でも、僕はそんな風にはなりたくないから、時間の許す限り、今を映し出すものは何でも見てやれっていう主義なんだよ。

右はia(アイア)と言って、オランダ国籍を持つメチャクチャパワフルな子。ラジオのパーソナリティも務め、ただファッションが好きだという理由だけでアパレルを始めちゃったらしい。左は友人のアーティストらしいが、僕らのファッション界とはまるで別世界だ。軽〜いというか、服屋なめとんのかっていうか……

津森千里の銀座店で、彼女の専属モデル2人と記念撮影。モデルが着ているドレスも「ツモリ チサト」だが、他とは違う彼女の一番の特徴は、100%と言っていいほど同性目線で男性目線はほとんど0%に近い。同性には人気があるが、異性にはモテる!?

僕が駆けつけたら、すごく喜んでくれた! 自ら、自信作のバッグを持ってPR。首と手首には、この日の記念品のUSBのアクセサリー。しかし、この日のうのチャンは前日飲み過ぎで顔パンパンにはれてるっつ〜の! 「バレバレ〜」

 そこで今回はいくつかのギャル系の展示会を見たんだが、今、渋谷系とかギャル系とかいうファッションは一世を風靡し、日本全国、北海道から沖縄まで津々浦々すごいよね! なぜこんなに普及するのかっていうと、“わかりやすいから”! カリスマでも何でもなくって、売れてるものがハッキリしてる。今の時期はボーダーのゆったりTシャツ。カーキ色のミリジャケと呼ぶミリタリージャケット。ショートパンツ。つなぎ。サスペンダー。ロングストール。ソフトキャップ……。それから忘れちゃならないチュニックワンピ。

 それでもって不思議なのは、この子達、目元は厚化粧しながらなぜか生足でパンプスを履くっつうのが一つのパターン。で、髪はネオゆる巻とか言って、基本的にはセクシー系。まつ毛も「つけま」とか「エクステ」とか雑誌にガンガン出てるしね。それにコピーもすごいよ! 「大人のセクシー」「大人のかわいしらさ」とか「決めて、外す」とかね。全体的に、セクシー系と言えば聞こえはいいけど、僕から言わせると「ヤバっ!」と思うほどの“軽薄”さがあるのも事実。

 まあ雑誌を見れば、どこもLA系やボヘミアン系と、パリやミラノといった世界のトレンドとは随分、違う。展示会でも春物、夏物、秋物、冬物といった季節感もないし、これがファッションなのかと思うくらい、JAPANファッションは様変わりしちゃったもんだ。まあ、実際に目の当たりにすると、レベルの低さにがっかりしたって感じだな。

 で、一方、オリジナルのデザインでファンを獲得していく個性派が「ツモリ チサト」だ。銀座店のオープニングレセプションに行って驚いたね。彼女と同じような格好をした、容姿までそっくりな顧客で店がいっぱいだった。これほどキャラクターがハッキリしているブランドもめずらしい。デザイナー本人も「ビジネスは絶好調!」と言ってたから、ちょっと、うらやましかったな。

 そして最後は、「ドンちゃまぁ」で始まるお手紙をくれた神田うのチャンのオリジナルブランドのお披露目会。これまでにストッキングやウェディングなど、いろんな事をやってきた彼女だが、自分のオリジナルブランド「UNO KANDA」でやるのは初めてなんだよね。その第1弾がハンドバッグという事なんだ。まあ、“うのハート”“ピンク”とまさに「うのワールド」! 何をやってもこれだけ徹底している人も珍しい! どこからも影響を受けないっていう姿勢も、今の時代には重要な事かもな。まあ、他のデザイナーとうって変わって、こちらは芸能人だったり、各TV局も取材に駆けつけて来ていて、うのチャンも大忙しでした。そういう意味で、彼女のデザイナーとしてのメディア戦略は“日本一”だろうな。

「UNO KANDA」ブランドの新作の一部。色も黒、白、ピンク、シルバーとシンプル。モチーフも“うのハート”にリボンと、うのチャンらしく分かりやすい。

 まあ、先週はこうやって、いろいろ見てきたわけだが、日本全国渋谷ギャル系化、「ツモリ チサト」に代表されるような個性派、そして、うのチャンみたいに知名度と“らしさ”でファッション界に参戦し、全国ネットワークでビジネスを展開していくブランドと、日本のファッションは今、この3つの勢力が席巻しているんだなと、改めて思った1週間だった。

 それより、ドン小西と取り組んで、独自の路線でファッション界に進出したい!と思ってる企業パートナー大募集! 絶対、儲けさせてみせるからさ!

「ツモリ チサト」のレセプションのおみやげ。左は手描き風の手帳。右は手作りだったけど割れちゃったハートのクッキー。このおおらかさが津森っぽいんだよ。

こちらは「UNO KANDA」のお披露目会で配られたおみやげ。このサービス精神がグーだね。生のキスマークもなかなかのアイディア!

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