先週、神田うのチャン夫妻の結婚記念日の翌日が僕の誕生日なもんで、厚かましくも、うのチャン達の感謝ディナーがまるで僕の誕生日前夜祭!?という話をした。まあ、ドン小西ともなれば、ド派手な誕生パーティをやってるんだろうと思ってるんだろうが、実は恐ろしいくらい地味。
自分を祝うという習慣が全くないからね。うのチャン夫妻の深夜から始まる二次会で、日が変わって僕の誕生会に移り変わっていく流れに大満足。だから、来年も二人の仲が幸せであってもらわなきゃ困るんだよ、僕的にはさあ(笑)。
でも本当言うとさぁ、僕は誕生日はあまり、うれしいものじゃないんだよ。むしろ、誕生日というと身が引き締まる思いになってしまうからね。今、思い出しても苦しくなるのが、独立したての30歳の誕生日だよ。三重に住む姉の亭主の店で迎えたんだが、その時の事を克明に覚えている。
会社も辞めちゃったし、数か月で資金も底をつき、この先、本当にやっていけるのか、デザイナーとして有名になれるのかって、あれこれ考えて空恐ろしくなってビビったもんな。
そして50歳の誕生日を迎えた時もそう。その時は、もっとビビったね。なんせ事業に失敗し、20億近い借金を抱えてた時。ひょっとしたら死んじゃうんじゃないかって、生きた心地がしなかったもんな。なんか、節目節目の誕生日を迎える度に、先々を考えては思い悩んでいるような気がするね。
まっ、一見、ほとんどの人は僕が陽気に、のほほぉ〜んと生活しているように思ってるんだろうけど、こう見えて人の何十倍も”気にしい”なもんで、毎日がハラハラ、ドキドキ、ビクビク……常に旬なものに携わっていないと不安になって、いつも脅迫観念にとらわれているんだって、本当は(笑)。
だから誕生日になると、不安を振り払うように目標を掲げて、また、がんばろう!って思うんだよね。で最近、僕が重要だと思うのは日々の積み重ねなんだ。それで今年は、いろんな本や新聞をどんどん読んで、今を感じるところにもどんどん行って、日々勉強していこうと考えている。皆さんにも、僕が経験した事をキチッと伝えていくべきじゃないかと、思ってるんだ。
まあ、よくお正月に今年の目標を掲げる人がいるけど、僕みたいに誕生日に1年を振り返って、これからの自分を考えるっていうのもいいんじゃないかな。僕自身は、あと数年で60歳。そろそろマルチではない、これぞ! という得意分野を築き上げなきゃいけないな、とちょっと焦りがある。
でも、誕生日には40〜50通のメールが届き、返事を出すのも1日がかりで大変だったんだけど、まあ、皆さんに祝ってもらって無事に50数回目の誕生日を迎える事ができて、よかったと思ってる。
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