1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女に生まれた美しいセシーリア。兄妹のように育てられた使用人の息子ロビーを、身分の違いを越えて愛していると初めて気づいたある夏の日、生まれたばかりの2人の愛は、小説家を目指す多感な妹、ブライオニーの嘘によって引き裂かれることになる。戦場の最前線に送り出されるロビー。彼の帰りをひたすらに待ち、「私のもとに帰ってきて」と手紙をしたため続けるセシーリア。そして、自分の犯した罪の重さを思い知らされるブライオニー。セシーリアとロビーは再会し、ブライオニーが罪をつぐなえる日はやってくるのか? 3人の運命は、無情な時代の流れの中にのみ込まれていく…。